知って安心!「ハンバーグ」「ハンバーガー」

原料肉について

牛は、草食動物なので牧草だけでも飼育できます。牧草による飼育方法をグラスフェッド(牧草飼育)といっています。しかし、草よりエネルギーの高い穀物を与えると飼育期間の短縮、体重増などの効果があります。このため、一定期間牧草飼育した後に穀物を主体とした餌を与えて肥育するグレインフェッド(穀物肥育)も行われています。穀物は牧草より高価ですが、穀物肥育牛は脂肪の多い、赤身率の低い牛肉をつくります。

一方、牧草飼育牛は脂肪の少ない赤身率の高い牛肉をつくります。ハンバーグ類は、牧草飼育牛や乳用老齢牛などの赤身率が赤い牛肉を主体にし、これに味を出すため脂身肉をく加えて赤身率を調整して原料肉とします。肉の部位ではかた、ももなどの赤身の多い、硬めの部位がひき肉用に向けられます。

オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)は、牧草飼育牛肉の主要生産国であり、家畜の病気も少なく、安い赤身肉を輸出する主要輸出国です。

国産牛肉・豚肉を使った商品もありますが、量的に見ると、日本のハンバーグ、ハンバーガー類の原料牛肉のほとんどがオセアニア産なのはこのためです。原料豚肉は約6割がアメリカ、カナダ、 デンマーク、メキシコなどからの輸入品です。逆に、鶏肉は約9割が国産品です。

豪州産アバディーン・アンガス種
豪州産アバディーン・アンガス種
豪州産ヘレフォード種
豪州産ヘレフォード種