知って安心!「ハンバーグ」「ハンバーガー」

食品表示について

ハンバーグ・ミートボール、ハンバーガーの表示と栄養

食品の表示は、消費者が食品を購入するとき、食品の内容を正しく理解し、食品を選択し、適切に使用するための情報となります。

野菜や肉などの生鮮食品と違い、ハンバーグやミートボールという調理して販売されている食品(加工食品)は見ただけではその内容(なかみ)が分かりにくいことから、ふくろなどパッケージにそれを示すことになっています。(以下「表示」といいます。)原則として、すべての食品に容器包装への表示が義務付けられています。

「表示」することがらとそのあらわし方は法律(*1)「食品表示法」で決められています。

食中毒やアレルギーなどを起こさないよう安全に食べてもらうためのことがら、原材料は何か、どのくらいの栄養が含まれているかなどが示されています。

消費者の皆さんの要望に応えて様々な情報が表示されるようになってきましたが、商品のパッケージではスペースが限られており、製造者や販売者はホームページも使って、大切な情報をわかりやすくお知らせする努力をしています。

■「食品表示法」で表示することが義務として決められていることがら(一般の加工食品の場合)
(1)名称、(2)アレルゲン(食物アレルギーの原因となる物質)、(3)保存方法、(4)賞味期限又は消費期限、(5)原材料、(6)添加物、(7)栄養成分の量及び熱量、(8)原料原産地名(対象品目:22食品群とうなぎ蒲焼など4品目)、(9)内容量(及び固形量)、(10)製造業者等の氏名又は名称及び住所、(11)原産国名(輸入品において)

表示例
チルドハンバーグの表示例

*添加物と添加物以外の原材料を区分し、それぞれに占める重量の多い順に記載します。
*栄養成分の表示については、これまでのルールでは、表示された栄養成分等の量は、一定の許容範囲内でなければならないため、バラツキが大きな食品等には栄養成分表示ができませんでした。そこで、幅広い食品に栄養表示ができるようにするため、平成25年9月27日から計算方式等による表示も可能としました。

アレルギー物質についての表示

特定の食物を摂取することによっておきる食物アレルギーは、かゆみ、じんましん、おう吐、腹痛、唇やまぶたの腫れ、呼吸困難といった症状がでて、重症になると意識障害、ショック症状を起こし命に関わります。学校給食でのアレルギー事故の例もあるように、自分がどのような食物に対するアレルギーを持っているかを知って、その食物を摂取しないようにすることはとても大切なことです。
食物アレルギーの事故を防止するために、食物アレルギーを起こす原因となる物質を使った加工食品には、その表示を行うことが義務化されています。

下記7品目は、発症件数が多かったり、症状が重く生命に関わることがあるため、これらを含む場合は、必ず表示しなければなりません。

小麦 そば 落花生 えび かに

下記20品目は、発症する頻度がある程度見込まれるため、表示することを奨励しています。

あわび いか いくら オレンジ キウイフルーツ 牛肉 くるみ
さけ さば 大豆 鶏肉 バナナ 豚肉 まつたけ
もも やまいも りんご ゼラチン カシューナッツ ごま

<表示例>

原材料に使用されているアレルギー物質(特定原材料7品目)を○印で記載しています。

小麦 そば 落花生 えび かに

本品はえび、豚肉を含む原料を使用した設備で生産しています。

この表示対象の品目については、アレルギーによる健康被害の実態を調査して見直しが行われています。
製造業者は、他の製品に用いた原材料中のアレルギー物質がハンバーグ等の製造ライン上で混入しないように、製造ラインをかえる、十分洗浄するなどの防止対策をとっていますが、万一のために「本品製造ラインで○○を含む製品を製造しています」といった注意喚起の表示を行い、健康被害発生防止に努めています。アレルギーが気になる方は、表示にも注意して加工食品を選びましょう。

*1
平成25年6月に、これまで食品一般を対象とする法律として「食品衛生法」「JAS法」及び「健康促進法」に分かれていた食品の表示に関する決めごとが「食品表示法」という一つの法律にまとめられ、平成27年4月1日から施行されました。